表:クリエイターが集う普錦街 ~台湾紀行~
10年ぶりに台北を訪れました。
街全体の印象はそれほど大きく変わらないものの、局所的におしゃれな人や場所があり、特に若い男の子のイメージがだいぶ変わったなーという気がしました。
台湾の新しい流れやおしゃれ感を体現しているなあと思ったのが、普錦街(フージンジェ)。
台北の中心部からはちょっと離れていて、松山空港の近くに位置しています。
東京でいうと、代官山や広尾に雰囲気が似ているなと思ったんですが、普錦街も元々米軍兵の居住エリアだったそうです。道幅の広いきれいな並木道を中心に、雑貨屋さんやインテリアショップ、カフェが点在しています。
台湾の若手クリエイターやデザイナーが集まっていて、センスのいいお店が多く、ぶらぶら散歩しながら気になるお店をのぞくのが楽しい感じです。BEAMSの路面店があってびっくりしました。あとから台湾在住の友達に聞いたら、最近日本のブランドと普錦街のお店のコラボレーションなども増えているそうです。
立ち寄ったお店をいくつか。
古い家をリノベーションしてつくられた店内に、台湾発のおしゃれ雑貨が並んでいます。近くに系列のカフェもあり、こちらも素敵。オーナーは日本人だそう。ショップスタッフも雰囲気ある方々でした。
ナチュラルモダンな店内で雷おこしみたいなヘルシースナックを売ってます。私が訪ねた時は、何人かお客さまが集まってお茶会のようなものをしていました。
ハンドメイドの革製品が主ですが、鞄も小物もシンプルで温かみがあり、つい手に取りたくなります。布製のバッグもかわいかったです。ひと昔まえの台湾にはいなかった、ゆるふわ男子やかわいい眼鏡女子が接客してくれました。
表参道にも隈研吾デザインのユニークな店舗がありますが、最初にオープンしたのはこちら。
無料でおいしい中国茶とパイナップルケーキをふるまってくれます。
普錦街の店舗も東京に負けないくらいおしゃれでした。
他にも、北欧風のインテリアショップとか、木製の小物のお店とか、無印っぽい雑貨屋さんとか、面白いお店がたくさんありました。
この日は蒸し暑くって長時間歩くのがつらかったのですが、カフェでちょいちょい休憩しながらのんびりお散歩したら、ほんとに楽しいと思います。
新しい台北をお探しの方はぜひ!